サバルヤシ Sabal 《ヤシ科 / Arecaceae》 学名:Sabal 属名:サバル 国:アメリカ大陸 耐寒温度:-10℃ 種:雌雄同株 幹に形が特徴的なヤシ。古くなった葉柄がの元が2つに避け、それが連なってまるでクロスが重なり合っているように見え、荒々しさをも感じられる独特のカッコ良さを持っており、人気も高い。掌状葉(てのひらの形の葉)を持つので、その見た目から“熊手ヤシ”とも呼ばれるそうだが、名前もカッコいいのでやはり「サバル」と呼ぶのがしっくりくる。 ミキナシサバルという種類もあるのだが、サバルのカッコよさは幹に有りと考えているからには、ミキナシ種のその魅力をぜひとも追求してみたい。 耐寒性もあり塩害にも強く、アメリカ西海岸などの砂浜にすらっと伸びる姿には誰もが憧れるはずである。日本の住宅事情にあわせて省スペースで植え付けられるのもありがたい。