ダシリリオン Dasylirion longissimum/Dasylirion glaveflorum 《リュウゼツラン科 / Agavaceae》 学名:Dasylirion longissimum/Dasylirion 属名:ダシリリオン 国:メキシコ / アメリカ南部 / 砂漠地帯 耐寒温度:-10℃ 種: アガベ、ユッカ愛好家から絶大な人気がある。まるでヤマアラシのような針状の葉をもち、オーストラリアのグラスツリーに見た目が似ているので、メキシカングラスツリーとよばれることもある。人気のマルチヘッドはただならぬ存在感で、またダシリリオンという舌を噛みそうなーミングが非常に魅力的でもあり、一度見たら忘れられない植物である。知らぬ間に直径10cmはあろうかと思われる花序が伸びてきたときはその異様さに思わず顔をしかめた。 ロンギッシマムには葉にトゲがなく針状であり、グラウェフロルムにはノコギリ状のトゲがある。針にトゲがあるわけであり、間違いなく近づかない方がよい。その葉を支える幹部分のボリューム感もすばらしい。耐寒性があるので、スペースが許すならば地植えをしてロックガーデンやドライガーデンの主役に迎えたい。